watashi

わたしのこと

うわぁ

久しぶりにガツンと来たなぁ

殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)

これは、映像化したものより断然本だわ。

映画観てないけど、これは言える。

 

本で読むからこそ、

このトリッキーな意図に驚くんだよなぁ〜

 

母親の反面教師とか、

虐待の連鎖とか、

そんなこと、今や珍しくもないテーマなのに

何でこんなに引き込まれたかと言うと、

やっぱり作品自体のトリックではないかと。

むしろテーマとされた事柄は、

単に伏線だった気もする。

やり場があればいいのに

ほとんどの悩みは、やり場があれば何とかなるんじゃないか。

やり場を勝手に作る。自ら創る。

それって大切。

どんなに辛くても命が尽きるまで人生は続く。

やり場を一つとか二つとか、作っておけば、

本当に辛くなったときに助けになる。

悲しい

悲しい周期がやってきましたーーー

これはもう、どうしようもない。

気持ちに整理をつけようとしても、

そう簡単には上手く流せない。

なんで、彼女がここに居ないのか。

答えの出ない疑問を自分の中で繰り返し、

考えるのも疲れて、

自分の中では終わったことだと

納得させようとするのだけれど。

ほとんどがそれで済むんだけども。

あるきっかけで、また揺り戻されて、

居ても立っても居られなくなる。

こういうときは、ただじっと耐えて、

嵐が過ぎるのを待つだけ。

田口ランディ

私の愛した男について

「私の愛した男について」

 

森へ還る人が良かった。

そして子供の時のように私の頭をなでて「ありがとう」と言った。

ここで、主人公の気持ちと読者の気持ちが重なり、一気にラストへ向かう。

短いのに、もっと何倍も読んだような、そんな気がする話だった。

もっと色々読んでみたいな、田口ランディ

島本理生

同僚に聞いて気になってた作家、

島本理生さん

 

借りてみた

君が降る日 (幻冬舎文庫)

 

大切な人を失うという体験を共有した者同士ほど、

お互いを傷つけ合う。

そんなことしたくはないのにも関わらず。

悲しい。馬鹿みたい。

そんなこと、分かってるのに、

どうしようもないな。


 



図書館の

新しく(と言ってももう1年以上は経つ)できたカフェでランチした。

普通のカフェとはちがう、不思議な雰囲気。

時間がとまったみたいだった。


最近忘れていた、私という世界。

忘れていたというか、考えたくなかったんだ。

思い出すのが辛いから。


でも忘れることも辛い。

そんな両極端な気持ちを行きつ戻りつ。


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ごちそうさま。